作者のジョン・グリシャムは法廷を描いた小説が有名ですが、この小説はそういった話ではありません。
彼に取っては新しい試みということだったのでしょうか?
そんなに沢山読んでいるわけではないので、よく分かりませんが。
作品の評価は人それぞれだと思いますが、私には今ひとつといった感じがしました。
話に入り込めずに、40ページ程でギブアップしました。
彼の作品を読むなら、正直、この本じゃなくても良いのかな。
ちなみに、邦訳版は出版されていないようですね。
あらすじなど
高校時代にアメリカンフットボールのスタープレーヤーだった主人公。
当時の恩師が重篤な状態であると知り、彼は久しぶりに故郷の町に帰る。
そこには昔のチームメイトを含め、恩師に指導を受けた人々が集まっていた。
とりあえず読んだのはこの辺りまで。
練習場の情景描写から始まって、彼の経歴やら恩師との関係やらが徐々にわかってくるというスタイルをとっています。
彼がスタープレイヤーとして大学のチームにスカウトされたことや、その後の挫折なども徐々に明かされていきます。
描写とか話の運び方はさすがにうまいと思います。
それでも引き込まれなかったなあ。
英語の難しさ
かなり読みやすい本だと思います。
ハリー・ポッター・シリーズの第4巻以降と同じくらいかなあ。
洋書を読みなれていない人でも、ストーリーを追うのは難しくないのではないでしょうか。
ただ、ちょっと口語っぽい表現が多いので、そういった部分は難しく感じるかもしれません。
あと、アメリカンフットボールの用語が難しいかな。
好きな人には何でもない単語なのでしょうけどね。
◆Bleachers
タグ: John Grisham, アメリカンフットボール, ジョン・グリシャム
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