はっきり言って、英文を読みなれていない人にとっては、洋書を読むのは難しいことです。
せっかく洋書にチャレンジしても、難しすぎてすぐにあきらめてしまう人もいるでしょう。
こんな時に、良い方法があります。
それは、会話のヶ所だけを読むようにするのです。
会話文には、会話文特有の難しさもあります。
スラングというか、慣用表現なんかは、ちょっと厄介です。
でも、一般論でいうと、会話文のほうが地の文よりも読みやすいでしょう。
なんと言っても、会話文の方が圧倒的に構文が単純ですからね。
使われている単語もやさしい傾向があります。
全部を理解できないのなら、理解できる部分から手をつけようという考え方をとるわけです。
知っている本を選びましょう
もちろん、会話文だけを読んでストーリーが理解できるはずはありません。
ですから、最初に1回通り、日本語訳を読んでおきましょう。
1回だけで話の流れを覚えるのは難しいので、可能なら2回か3回読んでおいたほうが良いかもしれません。
でも、日本語の本を何度も読むのも、英語のお勉強としては変な話ですよね。
ですから、ちょっと悩ましいところです。
英語のお勉強という点で考えると、最初からストーリーを理解している本を読んだほうが良いでしょう。
そうすれば、「日本語訳を呼んでから…」なんて手間は省けます。
基本は普通に読むことですけどね
もちろんこれは、標準的な方法ではありません。
自分が理解できる本を探してきて、それを読むのが基本です。
でも、実力がつく前の段階だと、やさしい児童書しか読めないなんてケースもありますよね。
そして、児童書を読むのは苦痛だと言う人もいるでしょう。
そういう人には、会話文だけを読むというのは、良い方法ではないかと思います。
どんなやり方をするにしろ、楽しんでやれるように工夫するのが一番大事ですから。
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